うつ回復 家族の協力
■家族に理解してもらう
家族と同居している場合、治療だと理解してもらう必要があります
本人は端から見るとだらしない生活をしているように見えます
親、伴侶はせっかく家にいるのだから、いろいろ自宅の家事をしてほしい、するべきだ、と考えがちです
かといって自分もうつ状態ではうまく説明することができません
■診察に同伴してもらう
できれば診察に同伴してもらい、主治医から家族の接し方を説明してもらうとよいです
私は妻が全く主治医の説明を聞こうとしなかったので、治療が長引いてしまいました
妻から家事をして、子供の学習を支援して、と言われて行いましたが
・妻のやり方と違うと、それが家のルールだからあわせるように言われる
・やり忘れ、気がつかないと、指摘される
・自分の意見に反対される、賛同してくれない
などあり、家にいてもストレスを受けました
■協力が得られないときは
家族の協力が得られず、ストレスを受ける場合は対処が必要です
1:入院する
精神病院に入院するのが安心です
主治医にも勧められました
ネットで評判のよいとされる国立の精神病院に申し込みましたが、全く返事がこなくて、あきらめました
2ヶ月くらい後にやっと連絡がきましたが、リワークを始めようとしていたころだったので断りました
・メリット
各種検査や治療も受けることができます
食事や生活リズムなども適切にできます
回復してきたら、リハビリも兼ねることができます
・デメリット
お金がかかります
検査入院(1週間)でも10万から20万くらいかかります
さらに2,3ヶ月入院すると、治療費は100万くらいします
直ぐに入院はできません
病院の評判の善し悪しがあり、評判のよい病院は順番待ちになります
入院できるのに2,3ヶ月かかることがあります
2:実家に戻る
親が存命していて、自分に理解があるなら、実家に戻るのもよいです
私は母親に相談しましたが、面倒みきれないと断られました
・メリット
お金がかからない
基本は親の資金に頼るので、生活するのにお金はかかりません
・デメリット
親が元気でないと巻き込まれる
親が病気がちだったり、先行き不安をもっていたりすると、自分も引きずられて落ち込むことがあります
3:一人暮らしをする
家を出て、部屋を借りる選択肢もあります
私は手持ちのお金も少なく、一人で生活する気力もなかったので、あきらめました
・メリット
周りに引きずられない
・デメリット
お金がかかる
賃貸、各種契約などの手続きが面倒
自分ですべて行わなければならない
4:放置してもらう
自分の部屋があるなら、自宅で引きこもることもできます
結局、私はこれしか選択肢がありませんでした
結果、家族関係は崩壊しましたが、自分が助かっただけでもよしと考えることにしました
・メリット
ストレス要因を減らせる
・デメリット
自分一人で治療する覚悟がいる
家族との関係が崩壊する