Yanagy0084の日記

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うつリハビリ 職場復帰に向けたリハビリ


職場復帰に向けたリハビリ

 

1)概要

これまでに職場復帰に向けて、脳機能や体力、生活リズムなどのリハビリを行ってきましたが、それでも「仕事をする」レベルではありません

・出勤のための身支度

・通勤

・職場でのコミュニケーション

・職場での業務

などは未知の領域です

出来るだけスムーズに職場復帰するためにも、事前に準備しておくと安心できます

 

2)対策

・出勤のための身支度

出勤するときの服装に慣れましょう

リワークの時から出勤時の服装でいると、職場復帰したときも違和感や緊張感が減ります

単なる外出でも構いません

職場に行く雰囲気に慣れることが重要です

 

・通勤

一番の難関です

朝の通勤ラッシュに耐えることは非常に困難です

会社や上司と相談して、時差通勤が出来ればよいです

事前に出勤するときと同じ時間の電車に乗り、職場近くまで行くのも効果的です

自分の体力の低下や、人混みに対する緊張感、周りとのスピードの違いなど感じると思います

駅の階段などは、上り下りで足が動かなくなることもあります

それでも職場まで行けたということが安心感になれば、通勤の対処は十分です

まだ緊張感や疲れなどある場合は、何回かチャレンジしておくとよいです

職場復帰当初は職場での疲労が大きいため、通勤における疲労は出来るだけ少なくしておいたほうがよいです

 

・職場でのコミュニケーション

周りの人とのコミュニケーションはリワークなどでリハビリは出来ていると思いますが、それでも仕事となるとスピード感が更に上がります

 事前に上司と面談しておく

 仲の良い同僚と会話しておく

など、職場のゾーンに入っておくと、緊張感が少なくなります

 

・職場での業務

職場復帰当初はいきなり元の仕事は出来ません

脳の処理能力や体力も低下しているし、最新情報への追い付きなどにも時間がかかります

暫くは出来るだけ期限のない仕事や、優先度の低い仕事をさせてもらうように、上司と調整しておくと良いです

 

3)上司への状況報告

職場復帰直後は業務復帰するまでは、上司に自分の体調や治療予定などを報告しておくとよいです

勤務時間や仕事量の調整などをするのに役立ちます

 

4)相談相手の確保

一人で抱え込まないことが重要です

職場メンバーや産業医など、相談できる人を見つけておくとよいです

自分一人では心がくじけることもありますが、相談相手がいれば違った考え方や気分の持ち直しも出来ます

 

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