うつとテレワーク
昨今、テレワークが推奨されていますが、うつ症状の方は注意が必要です
■テレワークの影響
・仕事とプライベートの切り替えがしづらい
自分のPCまたはPCルームを使用する場合、仕事が終わった後にプライベートでの使用をしていても仕事の感覚が残った感じがします
リフレッシュしているつもりでも実は仕事をしているときの緊張感があります
・会話が減る
テレワークでは チャット、メールなどによるコミュニケーションが主になります
他者との会話が減ります
会話の減少は脳機能の低下に繋がります
・外出する機会が減る
テレワークをすると昼食も自宅でとることが増えます
仕事が終わった後もそのまま夕食をとると、外出する機会が減ります
運動量の減少、外部との接触機会の減少になります
・作業環境のストレス
PCスペック、ネットワーク環境など会社の作業環境よりも悪い場合があります
普段の仕事のパフォーマンスを発揮できないストレスが増えます
・家事負担
「家にいるのだから」という発想で、自宅家事を担うことがあります
新しい責務が増えます
・家族との関係
普段家にいない人間が家にいることで、他の家族がストレスに感じます
関係性が悪いと余計なストレスを受けます
■問題点
・リフレッシュできない
仕事のストレスを家の外で解消することができなくなります
・余計なストレスが発生
仕事の効率低下、家庭内の新たなストレスなどはすぐに解決できません
・休職時のフラッシュバック
休職していたときは1日中家の中にいて、何もできない状態でした
テレワークをしているとその時の状態がフラッシュバックで思い出されることがあります
気分の落ち込みが生じることがあります
■対策
・作業場所を変える
普段プライベートでPCを使っている場所とは別の場所で仕事をします
リビング、ベランダなど可能であれば普段PCを使わない場所で行います
仕事とプライベートの切り替えもしやすくなります
・仕事上の会話を増やす
電話、音声チャットなどを使って、会話を増やします
ただし相手側も都合があります
相手も会話できる状態か確認してからにします
・電話、音声チャットなどしない場合
自宅よりも気分転換できます
外出するので社会との接触も増えます
ネットで申込をすれば週単位などでレンタルできます
場所にこだわらずテレワークができます
図書館のような静かな所や、天気が良ければ公園などでも仕事ができます
・こまめに外出する
昼休み時間、仕事が終わった後などに外出してみます
近くを散歩する程度でも構いません
自転車や車で移動するのでもよいです
社会との接点を継続することで、自己存在意義も保てます
うつサバイバーの社会復帰への道 - Yanagy0084の日記