Yanagy0084の日記

うつ体験、発達障害考察、コンピュータ関連の記事を書いてます

うつ回復 復職準備

復職の準備
 
1)目標
・会社への信頼を取り戻す
 休職した不信感に対する信頼を回復する
 
・会社=仕事をする場所
 通常業務(残業も可能)に戻れることが最終目標
 
2)プロセス
・職場復帰が可能である判断
 ・復職診断書の作成
 ・産業医との面談
 ・会社人事部門の承認
 
・復職時の勤務条件の調整
 ・産業医との調整
 ・会社人事部門の承認
 
・復職の手続き
 ・「復職願い」などの手続き
 
・所属担当の受け入れ準備
 復職日、復職時の体制、業務内容の決定
 
3)復職の準備
 休職者が主体的に行う必要がある
 会社からは督促しないことが多い
 
・生活リズムの維持、体調の自己管理
 ・生活リズム表で疲労、気分の客観的な状況把握
 ・ストレスチェックシートによる定期監視
 
・仕事をするための集中力、判断力、会話力などの向上
 仕事のスピード、正確性も求められる
 
・再発防止のためのストレス対処方法の習得
 ・会社内でできること
 ・通勤途中でできること
 ・家でできること
 
4)会社との手続き、調整
・会社への復職手続きの確認
 ・書類(申請書、診断書様式、報告書など)
 ・手続き
 ・スケジュール(提出期限)
 ・所属担当への報告
 ・復職条件、復職後の勤務条件
 
・復職のスケジュール策定
 ・リワーク完了、報告書作成
 ・主治医の判断、診断書作成依頼、受領
 ・復職後の勤務条件の要望整理
 ・産業医の面談、復職可否の判断
 ・所属担当との復職時期の調整
 ・人事への報告、判断
 ・復職日の決定
 ・復職
 
5)復職の3つの壁
・長期休職の壁
 瞬発力が大事
 初日、3日目、1週間、2週間、1ヶ月と区切りをつけて瞬発力を出していく
 
 生活リズムの維持が重要
 ・遅刻・早退、急な休みをとらない
 ・今日の疲労を明日に持ち越さない
 ・平日は早めに就寝する、休日に生活リズムを崩さない
 
・職場滞在の壁
 緊張や周りのペースに慣れない
 自分の仕事のスピードや作業品質が周りより低い
 >考え方
 「自分のペースをつくる」
 「持続力を保つ」
 
 存在意義を感じられないことがある
 >「自分も業務の一旦を担っている」
 
 現実を受け入れる耐性も必要
 >「今はこれが精一杯」
 
 場合によっては目標の見直しも必要
 >「勤務制限期間の延長」
 
・パフォーマンスの壁
 集中力、思考力などのパフォーマンスが業務量に対して不足する
 >「自分を信じる」
  「成果物で自負を得る」
 
6)留意点
・会社との交渉はできることを提示する
 リワーク実績、実施の条件を明確にする
 できないことばかり提示すると、復職の意欲がないと判断されてしまう
 
・会社から求められている条件も確認する必要がある
 ・業務内容、レベル、量など
 ・減給、降格などの有無
 
・職場では普通に仕事ができるものだと考えている
 ・遅刻、欠勤しない
 ・他の人と同じ健康な状態だと思っている
 ・仕事ができないことに対して迷惑と思われることもある
 
・仕事の量、ペース配分をコントロールできるようにする
 所属担当上長と回復状況を共有する
 
 ・定期的な報告
  1週間単位で報告する
  業務内容、体調、考慮してほしいこと、など
 
 ・回復が低減し始めたときの報告
  業務の見直しの相談など