Yanagy0084の日記

うつ体験、発達障害考察、コンピュータ関連の記事を書いてます

うつ病の思考パターンと成果主義の弊害

うつ病の人が陥りやすい思考パターンと、現代の成果主義の仕事で求められていることは非常に相反している
現代はうつ病が発生しやすい環境になっている
 
・「すべてか無か」としか考えられない
 100%完璧にできないと意味がないと考えてしまう
 >仕事では正確さ、完璧さを求められる
  ミスは手戻りコストが大きいため、ノーミスを求められる
 
・何でもネガティブに考える
 どんな出来事も悪い方へ解釈してしまう
 >設計、製造、作業ではリスク分析が必要
  あらゆる悪いケースの想定を求められる
 
・一つのことを全てに当てはめる
 失敗や嫌なことがあると、それをあらゆることに当てはめてしまう
 >失敗を再発してはいけない、ミスを繰り返してはいけない
  類似ケースについても同様に失敗しないように求められる
 
・根拠もなく飛躍した結論を出す
 嫌なことがあると、根拠もなく最悪の結論を導き出してしまう
 >最悪のケースも想定しておくことを求められる
 
・すぐに「~すべき」と考える
 常に「~しなければならない」と自分を縛ってしまう
 >社会人、職務としてあるべき姿を実践することが求められる
 
・自分にマイナスのレッテルを貼る
 自分否定するようなレッテルを貼ってしまう
 >理想的な仕事ができない人は能力不足と判断される 
  成果主義により高い成果を求められる(能力以上のチャレンジ)
  さらに期待以上の成果を出さないと評価が低くなる
 
・すぐに「自分のせいだ」と思う
 関係のないことまで自分のせいにしてしまう
 >部下、他メンバーのミスも連帯責任になる
  自分はこうするべきだった、と考える必要がある
 
・いつも周囲の評価を気にしすぎる
 評価を常に悪い方に解釈してしまう
 >期待どおりの成果を出せていないと、自分の努力不足が原因となる
 
・感情だけで状況を決めつける
 冷静さを失い、感情だけを根拠に、物事を判断してしまう
 >常に緊張感をもって仕事をしなければならない
  緊張が冷静さを失わせてしまう