Yanagy0084の日記

うつ体験、発達障害考察、コンピュータ関連の記事を書いてます

うつ回復 うつとボケ(認知症)の類似点


うつとボケ(認知症)の類似点

 
1)うつ病認知症の症状
■類似点
・気分が沈む
・興味や喜びが少ない
・食欲がない
・眠れない
・体がだるい
 
■異なる点
・記憶力
 うつ :短期記憶がないことがあるが、自覚がある
 認知症:記憶がないことに自覚がない
 
 うつ :悲観的になり、「死にたい」と思う
 認知症:自責の念は少なく、「死にたい」とあまり思わない
 
・症状の自己認識
 うつ :自分がうつ症状だと自覚できる
 認知症:自分の症状に気付きにくい
 
・症状の進行
 うつ :比較的早い、何か悪いきっかけで症状が悪化する
 認知症:とてもゆるやかに進行する
 
2)脳の状態の類似点
・脳の血流
 どちらも血流が悪くなります
 
・脳の萎縮
 人間の脳細胞は30歳ごろから段々、機能しない(脱落)ようになります
 脱落した部位は萎縮して二度と使えなくなります
 しかし周りの脳細胞が代わりに機能する「代償能力」があるため、機能がすぐに低下することはありません
 
 認知症が脳の萎縮があるのは有名ですが、うつも脳の一部が萎縮することがあります
 
 
 ◆自分の事例
  頭痛が続くので脳MRIを撮ってもらいました
  右前方の一部に萎縮が見られるという結果でした
  加齢によるものか、ストレスによるものかはわかりませんが、症状の原因になっていることは確かです