LDについて
LD(学習障害)について
WiKiより
「学習障害とは、基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである。学習障害は、その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因となるものではない。」
だそうです。
実際に息子の場合、多少ではあるがLD(記述障害)が混じっている。
・字を書き間違える
・本人は「た」と書いたつもりが、「な」と書いている。
・「q」と「p」を書き間違える。
・対象を間違える
・「1」に丸をつけたつもりが、「2」に丸をつけている。
・「ア」と回答したつもりが、「イ」と回答している。
本人に聞くと、自分はただしいつもりが、無意識に間違えているとのこと。
自分でもなぜ間違えるのかわからないらしい。
脳科学の話によると、答えを記述するプロセスは以下のとおり。
(1)回答となる情報を記憶から引き出す(「た」や「1」などの情報を得る)
(2)情報を言語に置き換える(「た」、「1」などの文字に置き換える)
(3)情報を伝達する(書く、しゃべるなど)
LD(記述障害)は(2)(3)で情報がうまく伝達されないと考えられる。
(1)の段階で正しいのに、(2)(3)の段階で間違うため、なぜか答えが間違っていると感じる。
普通の人の感覚では全く理解できないが、LDの人はこういう問題に直面する。
対処方法はあるのか。
脳の機能障害なので、訓練して改善するわけではない。
もう間違うことを前提にして再確認、チェックをするしかない。
息子の場合、20問くらいのドリルを行うと、1問くらい書き間違えている。
100問なら5問程度は間違う可能性があると考えてみることにした。
5%の確率で書き間違えるなら、その前提で見直しすればよい。
学校の定期テストや今後の受験のためにも、見直し行動の定着をしてみる。
普段の学習においても見直しを繰り返すことで、定着化を図りたい。