Yanagy0084の日記

うつ体験、発達障害考察、コンピュータ関連の記事を書いてます

大学受験でIT機器使用を認めるべし

これから求められる人材、スキルは何か?

IT機器の発達により、学校での学習の効果がなくなるものもある

大学受験でIT機器の導入を認めるべき

 

■効果

・社会で生産活動を行う上で、必要なスキルを取得できるようになる

 ・小中高の学習がより社会適合能力の育成に変わる

 

■今、求められる人材タイプとスキル

・現状把握ができる

 →情報収集能力

 

・問題、課題を整理できる

 →原因分析能力

 →要約力

 

・過去事例がなくても、対処方法を立案できる

 →推論力

 →発想力

 

・計画を遂行できる

 →作業計画の立案、マネージメント力

 →メンバーとのコミュニケーション力

 

・インシデント発生時の対処、リカバリができる

 →トリアージするための優先順位の判断能力

  経験、知識、現状のリソースなどから、総合的に判断する能力が必要

  ※現状復帰できない場合は、何を切り捨てるか?

 

・想定外の事象への対処ができる

 →人、モノ、金の支出リスクを極小化させるバランス能力

 

■IT機器の発達で不要になる学習

・語学

 自動翻訳機器、翻訳アプリの発達により、日常会話、ビジネス会話では不自由しなくなった

 単語、文章をカメラで認識させれば、翻訳できる

 日本語変換機能が発達し、漢字を書ける必要がなくなった

 

・歴史、地理

 膨大な情報を記憶しなくても、ネットで調べればすぐわかる

 

・手計算、空間算出

 筆算で長い数式を書く

 →電卓、数式アプリですぐに計算できる

 

 求められた面積を求める

 →画像認識をすれば、任意のエリアの面積が算出できる

 

■大学受験における科目、出題内容の見直し

不要な能力はIT機器に任せるべき

 

・総合

 全体的に問題の物量を増やす

 合格するために問題のトリアージをさせる

 

「優先順位の判断能力」

 時間内に出来る問題と出来ない問題の判断を素早くさせる

 

「作業遂行能力」

 時間内に回答できるようなタイムマネジメントを求める

 回答が間に合わない場合のリカバリ能力を求める

 

・英語

 辞書持ち込みあり、IT機器(翻訳アプリ)も持ち込みあり

 最速で問題の解答を導ける能力を測るべき

 

・国語

 漢字の読み、書き取りは全く無意味

 ネット、アプリで調べて書ければ点数にすればいい

 

「要約力」

 論文の問題で重要ポイントを抽出し、整理する

 

 レポート形式の回答をさせる

 ・キーワードの抽出

 ・要約、言葉の言いかえ(汎用化)

 

 ロジカルシンキングが出来ているかを判定する

 採点も一定の情報収集、整理ができているなら満点としやすい

 

・社会

 歴史、地理はネットから必要な情報を検索する能力を測るべき

 それを元に歴史の意義や地理の現状などの論点の答えを導けるようにするべき

 

「情報収集能力」

 キーワードを元に、関連する情報をネットから検索する

「原因分析能力」

 なぜそのような歴史、地理の結果になったかを問う

 

・数学

 手計算のスピードはほとんど効果がない

 電卓で十分

 

 統計では正しいデータの選択ができるような問題を出すべき

 「正しいデータ」を選別し、予想、推論する

 「ゴミデータ」では間違った予想、推論になる

 

「推論力」

 客観的事実から潜在的な事実を予想、推論する、仮説を立てる

 事実から論理的に妥当な推論が出来るかを問う

 

 リスク分析は最重要課題として必須にするべき

「発想力」

 思いつくリスクの数が多いほうが分析の精度が高くなる

 洗い出しするための発想力が問われる 

 

■その他

グループ単位で試験を回答するのもよいのでは?

 

「コミュニケーション能力」

 他者の意見を聞く、自分の意見を言う

 

ファシリテーション能力」

 試験時間内に結論を出すためのスキルを確認する

 

「リーダーシップ能力」

 グループ全体を推進できる能力を見る

 必ずしもワントップで全てを推進する必要はない

 役割を分担することでそれぞれの領域のリーダーシップが測れる