Yanagy0084の日記

うつ体験、発達障害考察、コンピュータ関連の記事を書いてます

発達障害者の進路選択

本日は読んだ本の紹介。
 
発達障害がある子どもの進路選択ハンドブック」
 
この本では幼少期から就労までの間での進路の選択について、どのようなものがあるか説明している。
親が子どもの進路の道筋を示すために必要な知識が得られる。
 
発達障害がある子どもは特性があり、それにあわせた環境整備が必要としている。
障害が判明している前提で、どのような進路があるのか、どのように選択すればいいか、
アドバイス的に記述しており、参考になる。
 
 
「おおまかなスケジュール」
・0~3歳:乳幼児
・3~5歳:幼稚園・保育園
・6~12歳:小学校
・13~15歳:中学校
・16~18歳:高校
・19歳~:大学、就労
 
読み始めたときはすでに中学1年だったので、高校受験や大学、就労など、
普通の子どものようにはできないとすると、どのようなものがあるのか知りたかった。
 
中学までは特別支援学級などもあり、実際に週1回程度通っていたので、よい判断だったと思う。
しかし高校にはそのようなものがないということを知り、このままではまともな高校にも行けず、
最悪、中退とかなりそうなので、今から対策が必要だと感じた。
普通高校のほうが、その後の選択は多いが、それなりの勉強ができないと合格は難しい。
専門高校もあるが、集まる生徒のレベルを考えると、楽しい学校生活は厳しいのではと心配する。
親としては高校までは卒業してから、社会に出てほしいと考える。
実際に高校が一番の重要な選択のようで、記述も多い。
将来を見据えた高校進学をする必要があると説明している。
 
大学は本人の成長次第ではあるが、自分の管理ができないなら難しいと感じた。
講義の選択や受講、提出物、試験など、かなり自己管理が必要とされるが、
アスペルガーには果たしてどこまでできるのかわからない。
下手すれば単位をとれず、留年を繰り返し、そのうちに退学となるかもしれない。
 
就労についても、普通の就職と障害者での就職について書かれている。
支援してもらえる機関やサービス、また特性に応じた仕事の選び方も書かれていた。
第1線でバリバリ働くのは無理だろうと思うが、自分で生活を営めるくらいにはなってもらいたい。
 
あとは本人がその自覚を得て、努力しようと思えばいいのだが。