子供の宿題を手伝う親の心理について整理した
あまりにも宿題、課題が終わらないので、
子供の宿題を手伝う親の心理について整理した
1.背景
夏休み、冬休みの間に出される宿題がある
→ドリル、読書感想文、自由研究など
2.子供と親の対応
子供のレベルにより宿題の対応が異なる
(1)学力、行動力が高い子供
基本的に自分で完了できる
A)自分で計画を立てられる場合
子供:休み中に宿題を終わらせる計画をたて、実行する
親 :何も心配しない、親の手伝いは不要
B)自分で計画を立てられない場合
a)心配性な子供
子供:休み中に終わるか心配なので、できるだけ早く片付ける
親 :何も心配しない、親の手伝いは不要
b)心配しない子供
子供:ペース配分は考えていないため、自分の都合で進める
放置していると休み間際に慌てて片付ける
親 :
x)親が教育に熱心な場合
親はいつ終わるのか心配になる
・子供を信頼している →手伝わない
・子供を信頼していない→親が先回りして宿題を手伝う、終わらせる
・・・単なる過保護
y)親が教育に熱心でない場合
親は気にしていない、手伝うこともない
(2)学力、行動力が低い子供
基本的に自分で計画を立てられない、立てても実行できない、予定が遅れる
a)親が教育に熱心な場合
終わらないことに対して何らかの対応をとる
・親が計画を管理する(進み具合、実行のサポート)→宿題は終わらない
・親が宿題を手伝う、代わりに終わらせる→宿題は終わる・・・やむなし
b)親が教育に熱心でない場合
・叱咤する、何もしない→宿題は終わらない
3.結論
子供が自分で宿題を片付けられるなら、手伝うのは逆効果になるが、
片付ける能力がない場合、いくら親が叱咤しても効果がない
提出しないと成績が下がるので、普通の親なら仕方なく手伝うことになる
更に本人の能力値、経験値はあがらないため、
毎回同じことを繰り返すことになる
つきっきりで宿題、課題の片付け方を指導できればよいが、
親も時間が不足しているため、全ては指導できない
せめて子供が自分でできる箇所を増やすように気をつける
(親が全部やらない)
以上