Yanagy0084の日記

うつ体験、発達障害考察、コンピュータ関連の記事を書いてます

ASD/ADHDの行動と仮説 ~車の運転の場合

 
(1)事例
・自転車に乗っているときに壁、電柱に激突することが2,3回あった
 ボーっとしていると周りが見えなくなるらしい
 
・信号を無視して交差点に突入し、車に引かれそうになることがよくある
 
・歩道を走行中でも歩行者を邪魔にして、追い越そうとして接触することが多い
 
・道路の真ん中を走る
 後方からくる車にも気がつかない
 
(2)仮説
・仮説1
 事前に危険を察知して、「~かも知れない」という予測をたてられない?
 
 一般的な人:今の事象 ≒ 過去の似たような事象 = 危険
       = 危険かもしれない
 
 ADHD  :今の事象 = 危険とは思わない
       ・・・過去の似たような事象とリンクできない?
 
・仮説2
 運転中の周りの状況を全て認識できていない?
 
 一般的な人:運転中の周りの衝突する可能性があるもの
       (障害物、前後の車・人など)を認識する
 
 ADHD  :自分の行き先や目標だけを見ている
       ・・・危険要素を認識できない?
 
(3)考察
根拠1:失敗を忘れる、思い出せない
    →過去の失敗から、危険を検知できない
根拠2:探し物が苦手
    探したいもののイメージを視界の画像と一致させることができない
    二つの類似している情報をつなげる機能が劣っている
根拠3:ドアを開けっ放し、ゴミを散らかしたままにする
    →自分が見たいもの以外の情報は遮断する(脳が検知しない)
    →必要な情報を識別できていない    
 
(4)結論
 発達障害があると、
 ・命の危機に関わるような過去の記憶を忘れやすい
 ・今の状況と結びつけることができない
 ・危険物があっても興味がなければ気がつかない
 
 交通事故を起こす人は、そもそも発達障害の要素があり、危険予測できないのではないか?