休職後2年間で体重が10kg増えました
お腹周りも85cmを超えてしまいました
医学的にはメタボリック症候群だそうです
医学的にはメタボリック症候群だそうです
昨年あたりから条件が厳しくなったみたいです
原因、対策に関する記述です
■原因
1)運動不足
休職後の治療期間はほとんど外出しません
筋肉も落ち、基礎新陳代謝も低下します
必然的に摂取カロリーオーバーになります
2)食欲コントロールの乱れ
治療期間やリハビリ期間のときに、夜中に突然甘いものが食べたくなることがあります
24時を過ぎた頃に、眠れず、空腹感もあり、お菓子やビールを飲食したことがたびたびありました
今思えば過食症のような症状だったのかもしれません
自分でも食べずにいられない、我慢すると余計に眠れない、など食欲をコントロールすることができませんでした
3)抗うつ薬の副作用
薬の副作用で体重増加があります
特に糖尿病の人には禁忌とされています
・特に影響が強い薬
クロザピン(商品名クロザリル)
オランザピン(商品名ジプレキサ)
・影響が強い薬
クエチアピン(商品名セロクエル)
リスペリドン(商品名リスパダール、リスペリドン)
・比較的影響が少ない薬
アリピプラゾール(商品名エビリファイ)
ブロナンセリン(商品名ロナセン)
■対策
1)食べ過ぎない
治療期間中は食欲がないので、あまり食べ過ぎることはありません
しかしリハビリを始めると、食欲が出てきます
また食べたいものを我慢することは、意欲回復の防げになります
食べたいものは、食べてしまいましょう
そのかわり普通のダイエットと同じですが、1日の摂取カロリーを増やさないことです
通常は1日1500~2000カロリーで十分とされています
食べたいもの以外の飲食はカロリーが低いものにします
・清涼飲料で糖分が多いものは飲まない
お茶が中心、コーヒー・紅茶は無糖にする
アルコールも糖分、カロリーが低いものにする
・白米は食べない、米を食べたいときは玄米などにする
パン、パスタは米よりカロリーが低い
2)ストレッチ
・運動やエクササイズは、うつで不眠の場合は逆効果
体の疲れは睡眠時に回復しますが、不眠、寝不足だと回復できません
翌朝に全身の疲れが残ったままになります
当然、起床するのも辛い、体を動かすのも筋肉疲労で辛い、となります
・精神科医の話
ストレッチは適度なカロリーを使うのと、基礎新陳代謝を高める効果があるそうです
・ストレッチ方法
首、肩、背中、腰、脚のストレッチを30分~1時間くらい行うのがよいです
ついでに凝りもほぐれるので、不眠解消にもなります
3)ウォーキング
リハビリ期間以降に行いますが、とにかく歩くのが簡単です
職場復帰すると自然に歩数も増えます
・エスカレーターやエレベーター使わない
2,3階の移動なら、階段を使いましょう
・サポーターを使う
最初のうちはふくらはぎや足首にサポーターをつけると楽になります
4)抗うつ薬の変更
あまりにも体重増加が治まらないときは、主治医に相談しましょう
抗うつ薬を代える方法があるかもしれません