Yanagy0084の日記

うつ体験、発達障害考察、コンピュータ関連の記事を書いてます

うつ回復 うつとメタボ


休職後2年間で体重が10kg増えました

お腹周りも85cmを超えてしまいました
医学的にはメタボリック症候群だそうです
昨年あたりから条件が厳しくなったみたいです
 
原因、対策に関する記述です
 
■原因
1)運動不足
 休職後の治療期間はほとんど外出しません
 筋肉も落ち、基礎新陳代謝も低下します
 必然的に摂取カロリーオーバーになります
 
2)食欲コントロールの乱れ
 治療期間やリハビリ期間のときに、夜中に突然甘いものが食べたくなることがあります
 24時を過ぎた頃に、眠れず、空腹感もあり、お菓子やビールを飲食したことがたびたびありました
 
 今思えば過食症のような症状だったのかもしれません
 自分でも食べずにいられない、我慢すると余計に眠れない、など食欲をコントロールすることができませんでした
 
3)抗うつ薬の副作用
 薬の副作用で体重増加があります
 特に糖尿病の人には禁忌とされています

・特に影響が強い薬
 クロザピン(商品名クロザリル)
 オランザピン(商品名ジプレキサ
 
・影響が強い薬
 クエチアピン(商品名セロクエル
 リスペリドン(商品名リスパダール、リスペリドン)
 
・比較的影響が少ない薬
 アリピプラゾール(商品名エビリファイ
 ブロナンセリン(商品名ロナセン

■対策
1)食べ過ぎない
 治療期間中は食欲がないので、あまり食べ過ぎることはありません
 
 しかしリハビリを始めると、食欲が出てきます
 また食べたいものを我慢することは、意欲回復の防げになります
 食べたいものは、食べてしまいましょう
 
 そのかわり普通のダイエットと同じですが、1日の摂取カロリーを増やさないことです
 通常は1日1500~2000カロリーで十分とされています
 
 食べたいもの以外の飲食はカロリーが低いものにします
 ・清涼飲料で糖分が多いものは飲まない
  お茶が中心、コーヒー・紅茶は無糖にする
  アルコールも糖分、カロリーが低いものにする
 ・白米は食べない、米を食べたいときは玄米などにする
  パン、パスタは米よりカロリーが低い
 
2)ストレッチ
・運動やエクササイズは、うつで不眠の場合は逆効果
 体の疲れは睡眠時に回復しますが、不眠、寝不足だと回復できません
 翌朝に全身の疲れが残ったままになります
 当然、起床するのも辛い、体を動かすのも筋肉疲労で辛い、となります
 
精神科医の話
 ストレッチは適度なカロリーを使うのと、基礎新陳代謝を高める効果があるそうです
 
・ストレッチ方法
 首、肩、背中、腰、脚のストレッチを30分~1時間くらい行うのがよいです
 ついでに凝りもほぐれるので、不眠解消にもなります
 
3)ウォーキング
 リハビリ期間以降に行いますが、とにかく歩くのが簡単です
 職場復帰すると自然に歩数も増えます
 
エスカレーターやエレベーター使わない
 2,3階の移動なら、階段を使いましょう
 
・サポーターを使う
 最初のうちはふくらはぎや足首にサポーターをつけると楽になります
 
4)抗うつ薬の変更
 あまりにも体重増加が治まらないときは、主治医に相談しましょう
 抗うつ薬を代える方法があるかもしれません