Yanagy0084の日記

うつ体験、発達障害考察、コンピュータ関連の記事を書いてます

うつ回復 ソーシャルサポートの重要性


ソーシャルサポートの重要性

■ソーシャルサポートとは
 「社会的関係の中でやりとりされる支援のこと」をいいます
 一般的には介護など物理的な支援が多いですが、うつ症状の場合は心理的な支援を受けます

■効果
 自分で対処できないストレスに関して、助言のサポートを受けられます
 ・考え方の幅を広げられる
  自分一人ではストレスの原因の分析や、対処方法の検討も狭くなりがちです
  助言を受けることで、気がつかなかった部分や考え方を知ることができます
 ・ストレスの軽減
  抱えているストレスに対して、共感してもらえる人がいると、ストレス反応が和らぐことがあります
 
 気心が知れた友人、知人に頼るのはおすすめしません
 気が楽と思って話すと、逆に否定されたり、説教されたりして、余計にストレスになるかもしれません
 
■種類
・会社内の健康推進室などの窓口
 無料なので懐を心配する必要がありません
 休職中の相談や、復職後の業務復帰をサポートしてくれます

 私の場合は、この方に一番お世話になりました
 休職中ずっと励ましやアドバイスをいただきました
 プライベートの問題も含めて、死にそうなくらい辛い思いを打ち明けると、共感していただくことで、命が救われました
 感謝してもしきれないくらいの気持ちでいっぱいです
 
 こんなサポーターの方が増えると、復職できる人も増えると思います
 
・通院している主治医に相談する
 普通は治療以外のことはしない医者が多いです
 しかし雑談レベルの相談も受けてくれる医者もいます
 
 診療扱いになるので費用はかかります(3~4000円くらい)
 自立支援医療中なら1割負担(500円くらい)で済むのでお得です
 
民間のカウンセラーに相談する
 相性がいいカウンセラーがいれば相談しやすいです
 費用は高め(1回1万円くらい)
 保険、医療費控除は使えません

 カウンセラーの技能が影響します
 自分の悩みに的確に応対してくれればいいですが、ヒアリングばかりでアプローチに発展しないと、時間(とお金)ばかりかかります

 公的資格(心理士)や民間資格臨床心理士、心理カウンセラーなど)を持っていても、納得できるカウンセリングができるとは限りません

 米国では、かかりつけのカウンセラーを持つ人が多いと聞きます
 日本では、まだ精神疾患に関する支援を持つのは抵抗があるため、普及していません
 今後、うつ症状で悩む人が増加すれば、増えていくのではないでしょうか
 
■同じ症状をもつ仲間
厳密にはソーシャルサポートではありません
お互いの状況を共感出来る人がいると、不安が安らいだり、効果的なリハビリの情報交換ができます
 
 ■同じ趣味、活動仲間
少し活動意欲が出てきたらチャレンジしてみると良いです
リラックス、リフレッシュをするための仲間です
個人的な付き合いでも良いし、サークル、お店でも良いです
周りは自分を健常者だと思っているので、多少配慮されない事もあります
ストレスに感じるようになったら、一旦やめた方が良いです