Yanagy0084の日記

うつ体験、発達障害考察、コンピュータ関連の記事を書いてます

『KY』って


『KY』について思うこと

自分の子供を見ていると、世の中で『KY』と呼ばれる人達がいるが、単にアスペの人のことではないだろうか?

『KY』の特徴
周りの雰囲気をつかめない、つまり、
 ・自分勝手に話をする
 ・相手の話を聞かない
 ・会話のキャッチボールができない

まさにアスペの症状である。

周りの人は普通の人間だと思って相手をしているから違和感が発生する。
統計的に30人から40人に一人はいるらしいので、一般的な学級には一人くらいはいるはずになる。
職場はそもそもアスペの人は就職できない率が高いため、出会う確率は低いが、それでも50人~70人に一人くらいはいるはずである。

またアスペといっても線引きがあるわけではなく、アナログ的な障害レベルがあり、軽度な人は一般人と何ら区別がつかない。
そのため、傍からは『KY』としてしか認知できないというわけだ。

本人もアスペだと気づいていないため、なぜ人間関係がうまくいかないかと考えているのだろう。
アスペルガー症候群』よりも、『KY』のほうか認知度は高いため、自分は『KY』だと気づいても、『アスペ』だとは気がつかない。

真面目な人なら、人付き合いを良くするための本やレクチャーを受けるだろう。
ただし根本的な症状が改善するわけがなく、余計に悩むだけである。

アスペの人が良好な社会生活を送るためには、自分がアスペであることを認知しなければならない。
認知することで、社会に適応するための方法を考えることができる。

・雰囲気をつかむということ=相手の表情、仕草のパターンを覚え、怒っている、びっくりしているなどのマイナスな状況でないか注意をする
・自分勝手に話をしない=基本は黙っている、クールを装う
 たまに我を忘れて、話し始めた場合は失敗したと思い、話を終わらせる。
・相手の話を聞く=隠された本音を理解できなくとも、何を話しているのかは理解する

逆の方法として、アスペの得意な分野を生かす方法もある。
極端な知識を生かして、博学披露すると、もしかしたら相手は感心してくれるかもしれない。
もっともこの場合は『自慢話』『ウンチクばかり』で周りは嫌気をさすのには変わらないが。

また副作用として
・自分がしゃべりたいのにしゃべれない
・周りに気を使いすぎる
・失敗して雰囲気を壊してしまい、周りから嫌がられると落ち込む
などのストレスが発生するが、これは別途対処するしかない。

そもそも社会適合性が低いのだから、ストレスが多いのは当たり前だ。
趣味や休暇などで精神的にリフレッシュを心掛けることが必要だろう。

社会のストレスに負けると、引きこもりになってしまうのだ。
これはまたの機会に。